人間の記憶のなかの戦争

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核戦争の脅威下にある20世紀後半の世界においては、本書のような古典的戦争の示す姿は、out of dateに見えるかもしれない。しかし、そうではない。戦争の形態は時代によって異なるが、ヒトという生物の生物学的・心理学的・社会学的側面では、ずっとつながりがあるのだ。本書はそうした意味で、現代人の認識のための一資料として役立つことをねがっている。
(本書表紙裏文章より)

五味伸之です。
この本は「残酷動物キグルミ劇「このちのいのちのこ」」という、
動物の着ぐるみを着て行われる残酷演劇の時に参考資料として購入しました。

残酷表現・残酷演劇をしたのは、
語ることのできない状況を感じたことが大きな要因です。
震災以後、あらゆる現場で議論や立場の違いというものを明確に示すことがうまれてきたように感じていました。
今はその上で、じゃあどういうように異質なものが隣り合う?ということを話す機会も増えてきたと感じていますが、ある時期
賛成・反対、○○派、○○主義など、
スタンスの違いを示すだけのような無駄な、まったく無駄な時間があったように思います。
その時の語ることのできない状況。というのが、
血の噴出や、内臓の破裂などといった、残酷演劇に当たりました。
ジョージ秋山「ラブリンモンロー」という豚を主人公に展開される動物に戯画化したナチスとの戦争を描くことに関心がありました。
動物にすることで、過激な表現がどうどうとまかり通るのです。自分と違う存在は、どういうことをしても構わない。といったような残酷さ。

本書「人間の記憶のなかの戦争」では、
カロ、ゴヤ、ドーミエといった画家たちが描いた戦争の絵が載っています。
この中に、デッサンで描かれていたものが、版画では修正されていたり、画家がどのようにこの現実を表すかに苦心している姿が見えます。

さらに、本書の後ろには<戦争・平和>語録が載っています。東西問わず、様々な人の戦争への言葉が載っています。

みすず書房のあとがきのはじめはこのように書かれています。

「戦争を主題とする本を編むのは辛い。」

誰一人として、望んでない。
そう信じたいものです。


みすず書房
古本状態=普通〜ちょい悪

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